ダイナミックケイパビリティとはなんぞ?

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「正しくやる」と「変革できない」
という言葉に惹かれまして読んでみたのですが、どう捉えてみたらよいものか。
記事の中では「組織が変化する能力」と言い換えをしようとしているけれども?

「正しくやることが重要なのではない。正しいことをやるのが重要なのだ」

という言葉は、

Aのことをやるために「1、2、3、4、5」と順にやる必要があるけれど、
日本は「1,2,3,4,5」を丁寧に実施するとか、方法を変えて実施するとか、早く実施するとかそんな変化に陥りがちじゃないかい?
けど、やるべきは、Aでよければ「あ、い、う」というやり方に変えてもよい的な理解ではある。

ちょっと昔の『イノベーターのジレンマ』を思い出したりした。

で、記事のおわりにウェビナーの紹介があったので、参加してみた。

(リンクを押すとページじゃなくて、pdfなのね。)

以下、ざっくりメモ

  • マイケル・ポーターの5FなどのフレームワークはVUCA時代には取り入れづらいんじゃないか? > そこで、ダイナミックケイパビリティですよ。
  • 数字に頼りすぎない経営
  • ビジネススクールは、フレームワークに重きをおきがち
  • テスラは、過去の経験にとらわれず原理に基づき行動している。
  • 大胆に賢く賭ける
  • ジャズ vs オーケストラ、総合格闘技 vs チェス : ダイナミックケイパビリティ vs オーディナリーケイパビリティ
  • オーディナリーケイパビリティに集中しすぎると、ダイナミックケイパビリティに向かいづらくなる。
    • これが「変革できない」に繋がる感じある
  • 適切な判断を下すのに全てを把握する必要はなく70%で行動し、順応する。
  • ダイナミックケイパビリティの要素
    • センシング、サイジング、トランスフォーミング

再現するには?

具体的にはどのような能力を指すのでしょうか。
ティース教授:解明するには時間がかかる。簡単にできることなら、とっくに誰かが解明しているはずだ。

と記事の中でも書かれてるので「どうしたものか?」と思ったりする。

とりあえず、今必要なことを、捉えて、行動して、変わってきましょう。
そして、それが出来るよう日々勉強しよう。みたいなことは思った。

こういうモヤッとしつつも、行動、集約されていってー、ての流れがSECIスパイラル的になっていくのでしょうか…。
なるほどわからん!!

おまけ

ジャズと聞いて…この記事を思い出す。
記事いい感じに長いけれど破天荒感がよい!

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