『限りある時間の使い方』を読んでみて

プライベートでものすごい葛藤があって、どうにもならない頭の中で目について読んでみた。
少し楽になった。

いつかは来ない
今があり、自分にとって大切なもの・ことを考え活動する
何かを待っていてもやってこない

限りある時間の使い方


13章までしか読んでないけれど満足しました。
今の精神状態だからこそ読んで良かったと思う、普通の状態だったらサラっと流しちゃってた気がする。

何度目の"IT化"を繰り返せば"変革"が起こるのか?

xtech.nikkei.com

木村岳史さんが、どんな方なのかはよく知らないのですけれど、よくレコメンドされるのと、(激しい言葉遣いなのだけれど)共感することが多いので、見かけるといつも読んでいます。

今回の記事でとてもよい説明、腑に落ちた説明なので残しておく。

「IT」に置き換えてみると、「ITの活用」「ITの導入」となる。つまり日本企業におけるDXの取り組みが、これまでのIT活用やIT導入と何ら変わらないレベルに堕落しつつあることを反映しているわけだ。

自分は、DXのよくある誤解をとく説明として「作業の一つ一つをデジタル化させることはするけれども、デジタルを活用して本質的な要求に応えることはしない」的なことを話していたりするのですけれども、今回の記事の"「IT」への置き換え"を利用すると説明が頭の中で一回りせずにスッと入ってくるし、自分が説明したい人へも伝わるんじゃないかと思いました。

DXを本当にしたいのなら

そんなことをいいつつも、自分はついこないだその領域から抜ける(別の方法で関わる?)判断をしたわけなのだけれど、この先も頑張ろうとしている「デジタル」や「システム」(括弧付きだけれど皮肉とかでなく)を考えている人たちには引き続き頑張ってほしいなと思っていたりするんです、やっぱり。

www.meti.go.jp

これまでの、文書や手続きの単なる電子化から脱却。
IT・デジタルの徹底活用で、手続きを圧倒的に簡単・便利にし
国民と行政、双方の生産性を抜本的に向上します。

"単なる"であったり"抜本的"であったりする言葉を使うに"IT化"とは一線を画すべきな(自分はそう思っちゃう)わけで、
その変革を起こすに際し、大きな発想の"転換"であったり今までの物とは別の価値観から立脚した新しい形であるべきだと思うのです。

そして、その変革を起こしやすい状況は、デジタルやシステムがわかる方やチームが対象となる現場と共に行動して「アナログだったらこうなるけれども」「デジタルだったらもっとこうできるよ」と気づき、誘導・行動するのが近道なんじゃないか。と思ったりするのです。
(慣れない事かもしれないけれど頑張ってほしい

DXは手段であって目的ではない。

DXは何のために必要なのか?
企業においては、利益の追求だったり、対ユーザーにとっては心地よい体験を提供するものだったりするのだと思う。
しかし、よくあるDXとは、IT化のもとに今あるものをシステムへ、無駄に置き換えを行っているだけであることが多いのではないか?と思ったりする。
(統計はない!!

話は飛んでしまうけれども、コロナで人々の繋がりがどうしても希薄になってしまうこの状況においては特に、何のために自分たちが変わらなければ、適用しなければいけないのか、"単なるIT化"ではなく、"抜本的なDX"ができたらよいなと思うばかりなのです。

コピペをするなと言わないが、そんなに調べられないものなの?

ちょっとチェッカーズを思い出すなど。

コピペをするには、何をコピペしているのか理解してコピペして欲しい!!

開発作業には調査がつきものですね。
実装の時間よりも、調査する時間が長い場合も往々にしてあるかと思います。
(自分はそんな過程を想像して、鍼灸師の方たちとも似ているなー。とか、勝手に思ったり、秘孔をつく感じ。)

調査の過程で、いろいろなサイトを回っているとサンプルのコードがあったりするわけですけれど、それをコピペして自分のシステムに取り込んで動かそうとしますよね、してますよね!?

しかし、そういったコードは、とりあえず動かす為であったり、わかりやすく伝える為であったりして、簡易的な内容になっていることが多いかと思います。
そして、自分のシステムの前提も踏まえきれているとはいいきれず、動くけれども適切ではないことがあるわけです。

「この部分はこのように動くと思っていたけれど…たまたまインプットとアウトプットが期待通り(風)なだけだった!!」という結果に繋がったりして、ちょっとしたコピペが「まさか!!」みたいなことになったりするんです。

であるから、コピペをする時には動いたのを確認したあとからでもよいので、コピペをする内容について一つ一つどんな動きをするのか、追加で調べてから(公式のドキュメントによく書いてあるよ!)、そして自分で理解を進めながら書いてもらえるといいなと。

事例1

A「このバグの修正に対して何でこの関数使ってるの?」
B「それっぽい名前だったので」

事例2

A「このポリシーだと権限確認されていないんだけれど?」
B「ここのサイトに載っていたので」

ダイナミックケイパビリティとはなんぞ?

business.nikkei.com

「正しくやる」と「変革できない」
という言葉に惹かれまして読んでみたのですが、どう捉えてみたらよいものか。
記事の中では「組織が変化する能力」と言い換えをしようとしているけれども?

「正しくやることが重要なのではない。正しいことをやるのが重要なのだ」

という言葉は、

Aのことをやるために「1、2、3、4、5」と順にやる必要があるけれど、
日本は「1,2,3,4,5」を丁寧に実施するとか、方法を変えて実施するとか、早く実施するとかそんな変化に陥りがちじゃないかい?
けど、やるべきは、Aでよければ「あ、い、う」というやり方に変えてもよい的な理解ではある。

ちょっと昔の『イノベーターのジレンマ』を思い出したりした。

で、記事のおわりにウェビナーの紹介があったので、参加してみた。

(リンクを押すとページじゃなくて、pdfなのね。)

以下、ざっくりメモ

  • マイケル・ポーターの5FなどのフレームワークはVUCA時代には取り入れづらいんじゃないか? > そこで、ダイナミックケイパビリティですよ。
  • 数字に頼りすぎない経営
  • ビジネススクールは、フレームワークに重きをおきがち
  • テスラは、過去の経験にとらわれず原理に基づき行動している。
  • 大胆に賢く賭ける
  • ジャズ vs オーケストラ、総合格闘技 vs チェス : ダイナミックケイパビリティ vs オーディナリーケイパビリティ
  • オーディナリーケイパビリティに集中しすぎると、ダイナミックケイパビリティに向かいづらくなる。
    • これが「変革できない」に繋がる感じある
  • 適切な判断を下すのに全てを把握する必要はなく70%で行動し、順応する。
  • ダイナミックケイパビリティの要素
    • センシング、サイジング、トランスフォーミング

再現するには?

具体的にはどのような能力を指すのでしょうか。
ティース教授:解明するには時間がかかる。簡単にできることなら、とっくに誰かが解明しているはずだ。

と記事の中でも書かれてるので「どうしたものか?」と思ったりする。

とりあえず、今必要なことを、捉えて、行動して、変わってきましょう。
そして、それが出来るよう日々勉強しよう。みたいなことは思った。

こういうモヤッとしつつも、行動、集約されていってー、ての流れがSECIスパイラル的になっていくのでしょうか…。
なるほどわからん!!

おまけ

ジャズと聞いて…この記事を思い出す。
記事いい感じに長いけれど破天荒感がよい!

www.msn.com

ダイナミックケイパビリティとはなんぞ?

business.nikkei.com

「正しくやる」と「変革できない」
という言葉に惹かれまして読んでみたのですが、どう捉えてみたらよいものか。
記事の中では「組織が変化する能力」と言い換えをしようとしているけれども?

「正しくやることが重要なのではない。正しいことをやるのが重要なのだ」

という言葉は、

Aのことをやるために「1、2、3、4、5」と順にやる必要があるけれど、
日本は「1,2,3,4,5」を丁寧に実施するとか、方法を変えて実施するとか、早く実施するとかそんな変化に陥りがちじゃないかい?
けど、やるべきは、Aでよければ「あ、い、う」というやり方に変えてもよい的な理解ではある。

ちょっと昔の『イノベーターのジレンマ』を思い出したりした。

で、記事のおわりにウェビナーの紹介があったので、参加してみた。

(リンクを押すとページじゃなくて、pdfなのね。)

以下、ざっくりメモ

  • マイケル・ポーターの5FなどのフレームワークはVUCA時代には取り入れづらいんじゃないか? > そこで、ダイナミックケイパビリティですよ。
  • 数字に頼りすぎない経営
  • ビジネススクールは、フレームワークに重きをおきがち
  • テスラは、過去の経験にとらわれず原理に基づき行動している。
  • 大胆に賢く賭ける
  • ジャズ vs オーケストラ、総合格闘技 vs チェス : ダイナミックケイパビリティ vs オーディナリーケイパビリティ
  • オーディナリーケイパビリティに集中しすぎると、ダイナミックケイパビリティに向かいづらくなる。
    • これが「変革できない」に繋がる感じある
  • 適切な判断を下すのに全てを把握する必要はなく70%で行動し、順応する。
  • ダイナミックケイパビリティの要素
    • センシング、サイジング、トランスフォーミング

どうしたものか?

具体的にはどのような能力を指すのでしょうか。
ティース教授:解明するには時間がかかる。簡単にできることなら、とっくに誰かが解明しているはずだ。

と記事の中でも書かれてるので「どうしたものか?」と思ったりする。

とりあえず、今必要なことを、捉えて、行動して、変わってきましょう。
そして、それが出来るよう日々勉強しよう。みたいなことは思った。

こういうモヤッとしつつも、行動、集約されていってー、ての流れがSECIスパイラル的になっていくのでしょうか…。
なるほどわからん!!

おまけ

ジャズと聞いて…この記事を思い出す。
記事いい感じに長いけれど破天荒感がよい!

www.msn.com

きちぴーさんは8年目に突入だそうで、めでてぇや!

吉祥寺.pm25【オンライン】に参加してきましたん。

kichijojipm.connpass.com

参加しようと思ったら補欠登録で「これは…参加するためにギリギリ空いているトーク枠?LT枠?で参加するしか…!?」
とテーマを見てみたら「ニューノーマル

ニューノーマルって…!!?」
フルリモートになってほぼ1年経つせいか、何がオールドで何がニューなのかよくわからなくなっている…。
と何も思い浮かばず。

ニューノーマルのテーマでどんな話がされるのだろう??と、逆に興味津々ななか、補欠からの参加枠に滑り込みできた。

感想

    • からの懇親会で少し満足した。
    • 懇親会中の会話で、とても気持ちのこもった「昔みたいな懇親会したい」っていうセリフが印象的だった。
  • ご飯食べながらの勉強会参加は食育によろしくないので調整して参加する。
    • そして、magnoliakさんはそれを考慮してこのスタート時間なのだそう。
  • パーカー作り、書籍系とかもそうなのだろうけれどtips1つで上手くいくか失敗するか的なの感じる。
  • 作ったツールが使われてる感あるのとてもワクワクするよね。
  • github開けるのめちゃ便利そう。
  • perlを久しぶりに書いてみたい。
  • 土曜日に、ターミナル環境を早速見直したんですけれど、気づいたらvimrc修正してた。

ということで、生存者バイアスナイト楽しみDA!!

アナログがデジタルを吸収するのか、デジタルがアナログを吸収するのか。

www.orangeitems.com

IT人材は、DXを必要に迫られたアナログから引く手あまたになろう。
けれども、アナログはデジタルな慣習を理解しきれず、アナログとデジタルの対立が発生する時期が当分あるだろう。
そして、これまでのアナログはまだ維持され続ける。

時間をおいて、デジタルの慣習を理解しようとするのか、デジタルの慣習を伝えようとするのか、そんな関係が発生したときにやっとDXが進んで行くのかな。

その時まで、IT人材がアナログな業界で続くとよいのだろうけれど。

デジタルがアナログを取り込むっていうDXもあるよね。