開発がアジャイルであるということは、協調性を重んじる環境で、フィードバックに基づいた調整を行い続けることである。
仕様やドキュメントなしで開発することは、アジャイルじゃないんやー。
(そもそもそんなのは"なんちゃって"とか言われる類のものだろうけれど…。)
と、それは置いておいて。
いろいろ試してきたけれど、やっと今日しっくりいった。
自走していると思っていたチームに物足りなさを感じていたんだ。
それは、こういうことだったのだ。
アジャイルの手法を取り入れていって上手くいっていたと思うんだ。
けれど、ある時期にカイゼンが進まなくなったような感じがするようになったんだ。
仕様があってそれにスケジュール通りに応える。
だけれど、もっと出来るんじゃないかと思ったんだが"もっと"という方向にはいかなかった。
きっと、手法を取り入れて(なんとなく)上手くいっていて、それに満足していたんだろう。
本当に必要なのは、ミッション(for user)に対するモチベーションだったんだろうな。
ミッション達成の為に手法が必要で、手法を取り入れることでカイゼン出来ると思っていた。
そして、カイゼンされたことが現実になったら、そこで満足してしまったんだろうな。
(ある意味、そのチームの完成だったのかもしれない。)
けれど、ミッションの本当の目的を忘れてしまっていたんだろう…。
たぶんここでインセプションデッキを確認出来ていれば、また違っていたんだろうな。
インセプションデッキはいつやってもいいんだ!!
悩んだりしたら、やってもいい。
忘れないように定期的にやってもいいだろう。
今まで何故か、途中でインセプションデッキをやるのに躊躇っている気持ちがあったんだ。
途中で方向性が変わってしまうんじゃないかって。
でも、アジャイルってその変化を許容しながら調整して進むことじゃないか!!
だから、インセプションデッキはいつやってもいいんだ!
tips メモ
- 打ち合わせをするときにはアジェンダだけでなく、たたき台を用意していくとよい。
- 指折りして同意ポイント(同意しているときには5,全く同意していない時には1)で、共有度を確認する。
- 打ち合わせなどの後には、まとめたことをスライドにする。そして掲げておく。それを見ればそれぞれが物事を決断出来るようにする。
振り返りはやれ、更に面白くする、多少のことでくじけない。
まとめ
アジャイルサムライ再入門という感じで、見落としがちだったところを再確認できた。
"手法"に拘らないように考えていたけれども、言葉に出さないようにしていたというだけで、結局"どうやろうか"というところを考え過ぎていたのかなと。
その為に、チームメンバーの"モチベーション"について意識が疎かになっていたと思う。
だので、調整していこうっと。