エンジニアリングマネージャーの種を前向きに植えたい
もしくは、エンジニアリングマネジメントの価値を前向きに植えたい。
はじめに
絶望しているわけでもないし、希望も持っているし、その通りに実行もしている。
けれど結局は、
ビジネス的要求、
必要にかられるような状況、
辞令、
コマンドアンドコントロール、
といったような、自分の希望からではなく、外界からの力によって生まれるエンジニアかつマネージャーが多いのではないのか?
生存本能かなにか、必要にかられてEMになっている、だが今は幸せだしこれからもそうだろう。
しかし、その発現はちょっと寂しいと思っている。
最初は後ろ向きだけれど、やがて前向きにな感じになるともいうのですかね。
*1
事前説明1
以下、エンジニアマネージャーをEMとする。
そして、EMってざっくり説明。
EM=人、組織などなど特化型、VPoE的な人。
テックリード=開発、技術力などなど特化型。設計から実装、テストが凄い的な人。
事前説明2
自分の思考の発散で駄文なんで、余程暇な時以外はそっ閉じしてください。
世の中には様々な"視点"があると思っているので意見があったら優しく教えてください。
勉強しますから、どうか後生です。
EMとしての自分の成り立ち
自分の性質として、相手のものさしで動くことが苦手、コントロールされるのが苦手。
納得のいかない管理は精神的衛生上受け入れられない。そしてそういうことがまま起きていた。
それは一緒に働くエンジニア*2もいやだろうし、
それは、幸せな現場ではないわけで愛されプロダクトは生まれづらい(生まれないとは言っていない。)だろう。
そんな生き方は自分はいやだから。ならば自分が自分をチームをマネジメントしよう。
というのが成り立ち。*3
理想のEMの誕生きっかけ
逆に、理想のエンジニアマネージャーが生まれる動機としては、以下な感じなんですよ。
「愛されプロダクトに携わるエンジニアマネージャーかっこいい!すげー!パフォーマンスすごい。
エンジニアのメンバーもすごいけれど、そのメンバーをコラボレーションさせてるのすごい!
プログラミングの開発力も素晴らしいけれど、自分は凄い人たちに頑張ってもらえる凄い環境を作ることがやりたい!!」
みたいなことじゃない?って思うんですよ!!*4
けれども、そういう人は現実には多くはなさそうだなと思っているわけです。
EMになろうとするきっかけ頻度考察
で、エンジニアリングマネージャーになろうと思うきっかけの頻度を考えてみると、
EMになるきっかけ=組織の数 x ビジネス機会 x (前向き要因 + 後ろ向き要因)とかかなって思って。
さらにEMとして続けていく人数は、EM発生頻度 x (育成環境 + EMに前向き) みたいになるかなって思うわけです。
そうなると、社会の需要に対してEMは絶対数として足りない状態が続いていくみたいなことを考えて、
それって人類にとってきっと不幸な状況が横たわっているなーとか思うわけです。
少しでもEM誕生の可能性を高めるためにも、
どんなエンジニアに対しても研修期間などにはEMの基本的な知識を備えてもらえるよう時間をとるようにしていたりする。*5
EMの発生頻度をあげる為に「それでも!」と言い続ける。
けれども、それじゃあトップラインがなかなかあがりづらい。
EMのクラスタに来る人は、EMに"なっちゃった"系の人が多いように思う。
現在エンジニアで「EMになってみようかなー。」みたいな人はそんなに見かけない。
そんな人はそういった場所にはこない、クラスタへの参加のハードルとかなんやかんやで。
ひとまず行ってみるか!役に立つかもしれないし、みたいな興味あるモチベーションで参加してくれる人が少ない。
時間も有限ですしね。*6
それでも、現場でツラミを抱えている人や組織に届けたいのですよ!!「EMっていいよ!!」みたいなことを!
なので、EM以外の勉強会やコミュニティで、そんな話を今後も続けていきます。
そして、いつか勝手に植えさせてもらったその種が自ら芽吹くときをねがってやまないのですよ!!
おまけ1
あ、でも自分の話って課題解決スタートみたいなところあるな、考え直してみよう。
おまけ2
エンジニアリングマネジメントだけじゃなくて、プロジェクトマネジメントとかプロダクトマネジメントについても同様のことを考えている。