凄い大事な論点 https://t.co/TfPQ3bYuNa
— magnoliak (@magnolia_k_) January 8, 2019
magnoliakさんに「凄いね。」といわれた気がしたので興奮して書きなぐり。
「アジャイルって良いよ!」*1みたいなこと言われるけれど、合意を持って進められるから成功している"ように見えている"だけであって、実のところ、うまくいってないんじゃない??みたいなことをたまに思ったりするんです。*2
というのは、PO的には、いつだって開発速度をあげてもらいたいわけですよ。
もっというと早くリリース、納品して、使われたい、売上だしたい。わけですよね。
でも、開発期間は短くならないんです。
スクラムマスターと現場的には物理的制約があるのです。
だから、無理なものは出さないし、そもそも出せない。頑張ることは出来たとしても、だ。
POが何を思っているかわからないですけれど、だいたい最初に思うのは「もっと短く」です。変な話、当初の期待を満たしていようがいまいが。「もっと短く」みたいなことを言うわけですよ。*3「もっと」って何?って思うよね。「じゃあストーリーのサイズ調整しましょう」みたいな交渉に入っていくわけですけれども。*4
でも、合意形成できないと、だいたい「スクラムマスターガー」「開発チームガー」みたいな感じになって変な「下げ」が入ったりするんですけれども。*5
制約がある中でも期待する結果を導き出すために*6、現実を見てどうすべきかを考えなきゃいけないんだけれども、そこには信頼関係みたいなものが無いとそれもうまくいかないんだよね。でいうと、プロジェクトの成否って立ち上がりの時でも見えたりするんだよね。とか思う。
まとめ
アジャイルだろうがなんだろうがプロジェクトの成否には、良い人があつまって良い環境で良いモチベーションで頑張れるのが大事なんじゃないか?*7
その方法の1つとしてアジャイルがあるのだろう。
でも、もし、モノづくりを「早い安い美味い」で作りたいなら、技術力を高められる環境を開発進捗とは別に管理しないといけないんだろうね。時間はかかるけれども。
プロセスも大事だけれども人も大事。と思うわけです。
そんな感じで明日からRSGT2019が始まります。自分も参加します。楽しみ。*8
2019.scrumgatheringtokyo.org
おまけ2
そして期待を変な形で裏切られた組織は、過去の慣例にならった方法で開発を続けるんでしょう。