そろそろ2018年も終わるけれど1年のふりかえりというものではなく、ここ最近感じたことを徒然とPdM的、EM的に感じたことを吐露してみる。
PdM的に感じたこと
誰にどう使ってもらいたいプロダクトなのか考えること
同じ機能を持ったプロダクトだったとしても、使われるものにもなれば使われないものにもなる。
「何を作るか」、「どう作るか」も大切だけれど誰にどう届けるかを考える。
方法は、プレゼン?UI?CM?はたまた別の方法?
その人たちにどう伝えれば使ってもらえるのか。
対象や届け方によってプロダクトの魅せ方、作り方も変えよう。
ペルソナ、ユーザーストーリー、カスタマージャーニーマップ、ジョブ理論があったとして、
便利だったり楽しい機能があったとして、
最新の技術、管理しやすい技術で作ったとして、誰にどう届ける?
期待通りに認識してもらわなければ使われない。
それでも、うまくいかなかったりするんだけれどね。
*1
グロースのシナリオを作り、評価しながら開発すること
何も無しに闇雲に開発作業をしてはいけない。
プロダクトに自信があったとしても、正しい方向を向いているのかは結果が出るまでわからない。
開発した機能が期待通りの結果であるのか、自分たちの思考を調整しながら成功の再現性を高めていく。
プロダクトの評価が良いものであれば、長い開発においても、
チーム内ではモチベーションが保たれるし、チーム外からは期待を得ることも出来る。
*2
*3
何があっても歩みを進めること
"悩む"ことと"考える"ことは違う。
"悩む"は、あーだこーだ、苦しむこと。
"考える"は、現状と目的に対して解決の手段を導きだすこと。
"悩む"を"考える"に変えるには、整理すること。
整理とは、「現状を把握」し「何をすべきか」を考え、その間にどんな問題があるか一つ一つ洗い出すこと。
そして、その解決手段を出していく。
そうすれば、"悩む"は"考える"に変わる。
うまく出来ていないと思うなら、気分転換するでもいいし、周りの人に聞くでもよい。
なにごとも焦らないこと。
また、悩んでいるくらいであれば何か試してみよう。
失敗したら何故失敗したのか振り返り、またやってみればいい。
やらないで何もできなかったよりも、やって失敗したほうが同じ轍を踏まないようにする分マシな自分になっている。
今、解決できなくっても、いつか解決出来るときがくるかもしれない。
やるからには腹をくくること
くくれないなら、早々に止めるべき。
何のためにやっているのか。わからないなら考える。
腹のくくれないものやってても、人のせいにしかならない、ふりかえれない。
EM的に感じたこと
生存戦略として選ぶなら、好きで続けられるものまたは得意なものがよいと思う。
働く上で、なにを得たいのか、今一度考えてもらいたいなと思ってる。
肩書?お金?査定評価?働きやすい環境?一緒に働くメンバー?または自分の能力やキャリア?
取り繕うことなく、かつロジカルに考えてもらいたい。
よくあるなー。と感じるのが、エンジニアやりたいです、マネージャーやりたいです、PMやりたいです。
開発やりたいです、人をまとめたいです、プロダクト作りたいです。
けど「どうしたら出来るようになりますか?」「何をやったらそうなれるんですか?」「評価されるんですか?」と自分の答えや仮説を持たずに疑問だけを持っていたりする場合。
話をしていくと、本質的にはエンジニアがやりたいわけではなかったりする。*4
また、エンジニアとして続けられないからマネージャーをやりたいと言っていたりする。
けど、本当にその理由でエンジニア続けられるの?マネージャー続けられるの?PM続けられるの?
そして、続けられないと、得られるものも得られないよ?
まぁ何やるにしても、上手くいくことも下手こくこともあったりして、思わずハマったりするから。
好きなようにやったらいいし、挑戦してもらいたい。
何があっても「それでも!!」っていうならそれでいいと思う。*5
あまり周りの評価を気にして何やったら良いか考えるより、「きっとこれだろ」と思って挑戦して成功なり失敗なりを経験する方が有益だと思うけれどね。*6
自分じゃない何かの物差しで生きてるとその物差しの中でしか生きていけなくなるよ。
了