アジャイルカンファレンス2013

参加した感想

登壇者の方が、アジャイルをテーマに熱く語られてるのを見て。
エンタープライズ分野でのアジャイル導入が少しずつ進んでいるんだなと思った。

で、仮説。
そもそも、アジャイルというプロセスに囚われずに、
ただ価値ある方法を柔軟に採り入れているのである。

ウォーターフォールのプラクティスは習得したから、
アジャイルのプラクティスをやってみた。
失敗したけれど振り返ってみて修正したら上手くいった。

だから、アジャイルやろうぜということなのだろう。

そして、また仮説。
様々なプロセスを学習、経験していくことはスキル形成の一つである。

環境は結果を残すことができる人材を求めている。
結果を残すためには、ウォーターフォールアジャイルなどに囚われず、
良いプラクティスを実践していくことである。
そして、そのプラクティスを習得するには学習と経験が必要である。

ITの現状と教育

マネジメント能力の不足。
原因の一つは、カリスマ経営者に引っ張られてきた過去。
そういう人たちが世代交代によっていなくなってしまい、引っ張る人が不在。
それからの混迷の世代。
その対策として、自分で自分を引っ張る自走できる人材が求められている。

自走するとはいえ、自由にやりすぎても、自由にやられすぎてもお互いに上手くいかない。
だので、価値観を共有をしておこう。
共有しておかないと目的に対してギャップ、問題が生まれることになる。

成長の方針を明らかにする TMS

TMS = total management system
マネジメントについての成長方針を規定した。
これを元に励んでくれ。

アジャイルの導入について

業績や評価に直結するものではないので、
長い目線で価値を見いた出せなければ難しい。

エンタープライズ分野では、アジャイルへの壁がある。
アジャイルの採用も大変だが、浸透させるのも大変。

2年、3年先の自分やチームに価値を見いだせる様、啓蒙を続けなければならない。

エンタープライズ分野でのアジャイルの捉え方

昨日のDADでもそうだったのだが、
エンタープライズでのアジャイルの捉え方は、
開発にフォーカスしているもので、
それ以外のフェーズである、予算や運用などはカバーしていない。
と考えられている(とボクは感じた)ことに衝撃を受けた。

アジャイルの思考として、柔軟に対応するというものがあるから、
どんなフェーズに対しても暗黙的に対応すると思っていた所があるからだ。